質問文、回答文、先行メッセージの作成

質問文、回答文、先行メッセージの作成

この記事では、個々の質問文、回答文、先行メッセージの作成について説明します。

質問、回答入力画面にアクセス

問診作成画面で、各質問文の横にある「編集アイコン」をクリックします。すると、質問と回答の作成の画面が開きますので、質問文と回答文を入力します。

メルプWEB問診_カルテ記載文言

カルテ記載文言について

質問欄には「質問内容」と「カルテ記載文言」、回答欄には「選択肢文言」と「カルテ記載文言」の2つの記入欄があります。

「質問内容」と「選択肢文言」が、患者さんがメルプWEB問診に回答する際に表示される質問・回答内容になります。一方で、「カルテ記載文言」は医院側のアプリに表示される文言になります。

ですので、例えば患者さんに表示される質問内容には「本日はどうされましたか?」と平易な質問文を用意し、医院側には「主訴」と簡潔な医療用語で表示することが可能です。

※カルテ記載文言は、入力必須ではありません。空白の場合、選択肢文言(患者さんに表示される文言)が問診管理画面に表示されます。

メルプWEB問診カルテ記載文言

先行メッセージ挿入

メルプでは質問文の前に、任意のメッセージを挿入できます。質問作成画面の上部に「この質問の前にメッセージを挿入する」という文章がありますのでクリックして、先行メッセージを記入し保存します。

insert_previous_message

先行メッセージの使い方の例をいくつか紹介します。

1)残り時間の概算表示

メルプWEB問診はチャット形式で問診がスクロールされながら進みます。患者さんとしては、問診が多いと延々とスクロールしながら答えることになり、「一体いつになったら終わるんだろう?」と不安になるかもしれません。

そこで、例えば残りの質問数がおよそ半分の時に「残り半分です」とメッセージを添えることで、回答している患者さんに安心感が生まれます。

先行メッセージ挿入

2)どの症状に関する質問かの明示

これは、例えば主訴に関する質問で、ユーザーは「咳、熱、のどの痛み」など複数の回答選択肢にチェックをつけることがあります。

その際に、クリニックの方で、咳、熱、のどの痛みに関する詳細質問を用意していた際に、咳の質問の前には「それでは、咳症状について伺います」と明示することで、ユーザーは「これからの質問は熱やのどの痛みに関してではなくて、咳に関する質問なんだ」と理解してから答えることができます。

先行メッセージ挿入

3)共感メッセージの挿入

これは、どこまで表示するかにもよりますが、例えば「夜も眠れないほどの咳が続く」と回答した人に対して「それは、お辛かったですね。。」などと共感のメッセージを挿入することもできます。

共感メッセージ挿入

うまくメッセージを添えることができれば、患者さんの診察前の安心感が上がり、患者満足度の向上にもつながると思います。外来が混みすぎていて忙しいときは、患者さんの不安まで全部汲み取っている時間がない場合もあると思いますので、そのような際にも有効でしょう。